zoomでYouTube Liveをする

ビデオ会議アプリZoomには、そのままYouTube Liveに配信する機能がついている。

ライブを配信する機会があったのでその時のいろいろなことのメモ

仕様は2020.8.2最新バージョン時点なので変わる可能性あり

実際にやる場合は一度ためしてからやってみてください。

やり方

  1. zoomの設定→ミーティング詳細→ライブストリームを許可 が有効になっていることを確認する。
  2. zoomの画面の「その他」から「Live on YouTube」を選ぶ。
  3. YouTubeの画面が開き、配信タイトル等を入力する欄が現れる。
  4. 必要な内容を入力するとライブが作成され、配信することができる。

【最小構成のライブ配信】ZoomでYouTube Liveをしよう!|松井 隆幸@ライブ配信が好きな人|note

OBS配信との比較

ライブ配信をするとき、通常はOBSなどの配信ソフトなどを使うが、それと比べてみる。

メリット

  • 画面レイアウトをうまくやってくれる
  • 音声ラインを考えなくていい
  • PCスペックを圧迫しない

画面レイアウトをうまくやってくれる

ギャラリービューの配置や、画面共有時の配置など、zoom側でいい感じのレイアウトにしてくれる。

OBSでこれをやろうと思うと、zoomの画面をキャプチャしたりしてズレがちなので、これを勝手にやってくれるのはとても楽だった。

音声ラインを考えなくていい

OBSでビデオ通話しながら配信しようと思うと、zoomから出る音と自分の声とをうまく配信しつつ、調整がめんどくさかったりする。zoomの通話音声をそのまま配信できるので楽。

PCスペックを圧迫しない

OBSで配信しようとすると、zoomの受信・画面のキャプチャ・YouTubeへの送信を行わないといけないので、PCのスペックや通信帯域を圧迫してしまうが、zoomでのライブ配信であればzoomサーバーから映像を送出してくれるので、スペックがそこまで必要ない。

デメリット

  • レイアウトをカスタマイズできない
  • 音声の確認・調整がしづらい

レイアウトをカスタマイズできない

自動でレイアウトしてくれるというメリットの裏返しでもある。

例えば共有画面を小さく、自分を大きく写したいってときもあるかもしれないが、そういうことができない。

音声の確認・調整がしづらい

後述もするが、zoom上とYouTube上で音声の聞こえ方が違ったりするので、確認が難しい上、自在に調整できるわけでもない。

注意点

いくつか罠があった。

予約配信のしかた

zoomから「YouTube Live」を選ぶと、あたらしくLiveが作成される。

事前に作成した配信で配信したい場合は、「YouTube Live」ではなく「カスタムライブストリーミング」を選び、ストリーミングキーなどを入力する必要がある。

遅延について

YouTube Liveに表示されるまでに少しタイムラグがある。

終了時にzoomの画面を見ながらYouTube側で配信を停止すると、最後まで再生されないまま終了してしまうことがあるので注意。

画面の映り方

YouTube Liveを開始した人(ホスト?)の画面表示に準拠した表示になる。

ギャラリービューで表示しているとき

  • ギャラリービューで表示される
  • ただし、ビデオオフになっている人は表示すらされない
  • ビデオオンになっている人が1人だけのときは、全画面にその人の画像が表示される。

スピーカービューで表示しているとき

  • 普通の状態では今喋っている人(おそらく音量で判定している)が表示される。
    • ビデオオフの人が喋ってもその人にはならない
  • 「スポットライトビデオ」に指定すると、その人の画面で固定される。
  • 「ビデオの固定」は反映されない

画面を共有しているとき

  • ビデオオンの人がいる場合は右上に小さく表示される。
  • ギャラリービューの場合でも1人しか表示されない
    • 表示のされ方はスピーカービューのときと同様。

BGMについて

BGMは、zoomの画面共有の「コンピュータオーディオの共有」機能で流すことができるが、これが罠だらけだった。

ノイズカット

人の声が聞こえやすいよう、人がしゃべっているときはBGMがカットされることがある。

これはzoomの仕様によるものと思われるが、なぜかWindowsからの配信のときはカットされるが、macから配信したらカットされなかった。zoomの仕様なのですぐ変わる可能性があるため、ちゃんと事前にチェックしたほうがいい。

音量

これは非直感的なのが、「オーディオ共有の音量はPC本体の音量に影響される」ということ。(mac)

流すBGMの音量を小さくしつつzoomの音声を聞くのは難しいため、BGM配信用とzoomの音声を聞く用のPCは別に用意したほうがいい。

また、音量最小でもまだBGMが大きいので、音源を加工してゲインを下げる必要があるかもしれない。

結局、bgmの配信には向いていない。

まとめ

  • zoomを利用すると簡単にライブストリーミングをできる。
  • いろいろ自動でやってくれる一方で複雑なことは難しい
  • 特にBGMは難しい。
海老原 祐輔
海老原 祐輔
Yusuke Ebihara